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厄除け念仏赤餅つき in 倶利迦羅不動寺

連休前半の4月28日・29日に、倶利伽羅峠の春を告げる恒例イベント
「厄除け念仏赤餅つき」が倶利迦羅不動寺で開催されました。
その日は初夏を感じさせる陽気も手伝ってか、不動寺に続く道は車の列!頂上の駐車場はどこも満杯!
普段は静かな不動寺境内も、大勢の参拝者で埋め尽くされていました。

念仏が唱えられる中、赤餅をつく白装束姿の有志たち

念仏赤餅つきのいわれは、その昔、倶利伽羅峠で旅人に悪さをする猿たちに困っていたところ、
和尚さんがお不動様からのお告げで、赤く染めた餅を猿たちに与え食べさせると、
猿たちは二度と悪さをしなくなったそうです。
以来、このお餅はお不動様の霊験あらたかな「厄除けのお餅」とされ、今日に受け継がれています。

参拝者で埋め尽くされた不動寺境内 参拝者も参加して念仏赤餅つき

境内では「懺悔、懺悔、六根清浄(ざんげ、ざんげ、ろっこんしょうじょう)」と五十嵐光峯住職たちが唱える中、
白装束の人たちが4つの臼で「念仏赤餅」をついていきます。
この「六根」とは、人間の五感と心の根幹を指し、犯した罪を悔い改め、
汚れを払って清らかになるために唱えるんだそうです。
ちなみに、赤餅をつく白装束姿の有志たちは、毎年公募で参加しているそうです。

手早く丸め笹の葉で包んでいく赤餅 参拝者といっしょに念仏赤餅をいただく五十嵐住職

つき上がった赤餅は、同不動寺の信徒でつくる「倶利迦羅不動寺索(なわ)の会」の
会員たちの手でちぎって丸められ、笹の葉で包んでいきます。
3回目の餅つきが終わったところで、五十嵐住職のお加持をいただいた後、ようやく(^o^)参拝者に配られました。
いただいたお餅をその場で頬張りながら、一年の厄を払ってきました。

五十嵐住職を交えて白装束の有志たちが記念撮影 手向神社の貴重な「石堂神殿」

餅つきが終わった後も、境内売店で「念佛赤餅」を買い求める人や、
食堂では名物「倶利迦羅そば」を味わう人で大盛況でした。
普段は扉が閉められた同境内の手向神社も、この日は開放され、
津幡町指定文化財の貴重な「石堂神殿」を見ることができました。

「念仏赤餅」を買い求める人で大賑わいの境内売店 名物「倶利迦羅そば」を味わう人で大盛況の境内食堂

帰りは不動寺から倶利伽羅峠を下り、山森集落に入ると、道路沿いの見事な八重桜に思わず車を止めていました。
その桜並木の側に建つ古民家の本多さんがたまたまおられ、
春の陽だまりの中、おしゃべりをしながら満開の桜を楽しみました。

見事な満開を見せる八重桜

1年の半分は雪に埋もれる倶利伽羅峠の冬もようやく終わり、春本番を迎えたその日、
家の周りを覆っていた雪囲いのトタン板を外しにやって来たそうです。
冬はすぐにやって来るので、雪囲いの骨組みは外さないで年中設置しておくそうです。
今では峠の麓に住む本多さん、こうしてたまにやって来て、窓や戸を開け放ち、
家の中の空気を入れ換えて古い家屋を管理しているんですね。

かつては茅葺き屋根の茶屋だった本多さん宅

かつては加賀藩の参勤交代の主要道だった倶利伽羅峠には、
街道沿いに何軒もの茶屋が軒を並べ、往来する旅人で賑わう峠でした。
本多さんの家も、以前は茅葺き屋根の茶屋だったそうです。
明治に入ると、倶利伽羅峠の北に位置する天田峠に新道が敷かれ、
車社会になる前にこの峠道は旧道となったおかげで、今も当時の風情を色濃く残しています。

そこへ小さなお子さんを連れた若いご夫婦が峠から下って来られ、
「天田峠に行くには?」と聞かれ、びっくりしました。
天田峠側の山頂駐車場に車を止めた彼らは、道を間違えて倶利伽羅峠を下って来たのでした。
小さなお子さんを抱えたお母さんと、ベビーカーを引っ張るお父さんの疲れ切った顔を見た本多さんは、
またこの峠を上っていくのは大変だと、自分の車で彼らを駐車場まで送っていきました。

倶利伽羅峠の満開の八重桜とともに、そこに住む人の心の優しさ(^o^)に触れた日でした。

テーマ : ☆北陸(富山・石川・福井)の情報☆
ジャンル : 地域情報

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